エアコンのカビを放置していたら健康被害へ繋がる危険！

起こりうる健康被害

人がカビの胞子を吸い込んでしまうと、肺炎という状態になったり、喘息の引き金になったり、アトピー性皮膚炎やアトピー性鼻炎の原因になる等の健康被害を生じます。

肺炎の中でも特に多いのが夏型肺炎と呼ばれるものです。

夏風邪だと思ってしまって適切な治療が遅れてしまう事も少なくありません。

日本人は我慢強すぎるのでしょうか、市販の風邪薬には、使用後しばらく経っても改善が見られない場合は医療機関を受診するようにと書いてあります。

咳が長引く時や市販の風邪薬が効かない場合は、エアコンの汚れが原因の事もあるので医療機関を受診してください。

そして、このような事態にならないための予防も講じましょう。

エアコンのカビは日頃から防止できる！

予防方法として、吹き出し口やフィルターが黒ずんでいないか見てみましょう。

また、エアコンの冷房機能を使うと結露ができます。

結露を防ぐためには、使用後は暖房を30分ほど入れるのが理想的です。

そして窓を開けたり換気扇を回したりして、こまめな換気を心がけることや部屋の汚れを早く外に出すことが大切です。

天気の良い日は積極的に窓を開けるようにしてください。

出来るだけ室内の湿度を下げることも重要な防止ポイントの１つです。

特に建てられて年数が浅い物件の場合は気密性が高く、一戸建てと比べると湿度も上がりやすい傾向があります。

料理中は換気扇を忘れずに回す、除湿剤を置く、窓を開けて扇風機を回すなどして湿気を外に逃がすことを心がけましょう。

エアコンクリーニングはプロに依頼しよう

ホームセンターなどで洗浄液を買って来てご家庭でもある程度の事はできますが、エアコン自体を分解して徹底的に洗浄することは難しいです。

また、分解したのはいいけれど、元に戻せなくなったという話も時々あります。

専門の業者に清掃してもらえると、健康面から見ても安心です。

料金の相場の目安としては次の通りです。

1台当たり壁掛けタイプで1万円前後、天井埋め込みタイプで1万6,500円くらいから1万8,000円くらいの事が多いです。

お掃除機能付きの機種の場合や室外機の洗浄もプラスする場合は、これに5,000円～1万円程度のオプション料金がプラスされます。

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おわりに

エアコンクリーニングを業者に行ってもらうことで、健康被害が予防できます。

ご家庭では分解して清掃することは難しいので、安心して使用するためにも業者にエアコンクリーニングをお願いしましょう。

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